この記事では建設機械メーカー大手の”コマツ(=小松製作所)“に採用されやすい大学について分析します。世界シェア2位で海外売上高比率が8割強のグローバル企業です。
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会社の概要
まずコマツがどのような会社か簡単に見ていきます。
2020年3月期の売上・利益等
事業内容 | 建設機械・車両、リテールファイナンス、産業機械など |
主な商品 |
ショベルカー、フォークリフト、工作機械など |
売上高 | 2兆4,440億円 (経常利益:2,230億円) |
平均年収 | 851万円 (総合職ベース) |
特徴 | ・総合建設機械メーカーで国内トップ、世界でも2位 ・海外売上高比率85%のグローバル企業 ・建設機械、鉱山機械、林業機械などが強い ・ICTの活用にも積極的 ・3年離職率4.4% (2019年) |
代表取締役社長 |
小川 啓之 (京都大学大学院金属加工) |
大学群採用実績の比較
ではコマツの大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年におけるコマツへの採用実績の”偏り”を分析します。
ダイヤモンド『大学の序列』を参考
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
特に実績の多い大学ベスト10
次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。
過去29カ年におけるコマツへの就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
順位 | 大学名 | 採用実績(過去29カ年) |
1 | 阪大 | 222 |
2 | 早稲田 | 187 |
3 | 慶應 | 111 |
4 | 東工大 | 110 |
5 | 東大 | 93 |
6 | 同志社大 | 91 |
7 | 京大 | 89 |
8 | 北大 | 81 |
8 | 明治 | 81 |
10 | 立命館大 | 59 |
阪大や東大などの旧帝大比率が高いです。
東工大も多く、国公立の難関大が多めです。
ただ、関関同立とMARCHもそこそこ採用されています。
その他、ランク外ですが金沢工業大も比較的多いです。
日東駒専や産近甲龍は少ない結果となっています。
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
学歴重要度
コマツの評価
学歴重要度:
私が判断したコマツにおける就職での学歴重要度は、4.5です。
学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
まとめ
コマツの学歴重要度を分析してきました。
グローバルに展開する技術力の高いメーカーですので、やはり旧帝大などの難関大出身者が多くなっています。
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