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【過去データ】三菱商事のアルミニウム生産量推移(2003~2014年)

三菱商事の資源1

三菱商事のアルミニウム生産量推移について見ていきます。
近年は生産量が公開されていないため、過去の生産量は興味深く参考になります。

過去データ(2003~2014年)

早速見ていきます。

三菱商事

三菱商事アルミニウム生産量(2003~2014)2各年の集計期間は1月~12月

年間、およそ20万㌧超のアルミニウムが生産されていました。

ただし三菱商事は近年はアルミニウムの生産量が公表されていません。

注意点として、アルミニウムはボーキサイトの精錬等により生産されます。
三菱商事はアルミニウムは生産していましたが、ボーキサイトの権益は保有していませんでした。

しかし、2021年3月にオーストラリアのボーキサイト鉱山を取得したことが公表されています。(グレンコア社が 100%の権益を保有する豪州オールクン・ボーキサイト鉱山の権益 30%を取得)

当社は、既存のアルミ製錬事業やアルミ地金のトレーディングに加え、今回 アルミ
の原料となるボーキサイト鉱山(オールクン鉱山)事業に初めて参入します。
(三菱商事プレスリリース)

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まとめ

三菱商事のアルミニウム生産量について見ていきました。
現在は公表されていないため不明ですが、2003年~2014年は年間およそ20万㌧超を生産していました。

今後、より上流のボーキサイトの生産にも進出する予定です。

アルミニウムも電化、脱炭素の主力を担う金属です。三菱商事も銅とともに力を注いでいます。

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