【就活】(住宅大手)住友林業に入りやすい大学は？学歴重要度は？【データは語る】

今回は住宅大手の一角である住友林業の学歴重要度を見ていきたいと思います。住友林業は木材住宅が特徴の業界３番手企業です。山林経営も行っています。今回はそんな住友林業に採用されやすい大学について考察します。

会社の概要

まず住友林業がどのような会社か簡単に見ていきます。

事業内容	住宅・建築、木材建材、リフォーム、海外住宅、不動産など
主な商品	–
売上高	1兆1,000億円 (経常利益：590億円)
平均年収	859万円
特徴	・木材注文住宅に特色 ・海外進出も活発で(アメリカやオーストラリア) ・広大な山林を保有する国内有数の土地持ち企業 ・高級グレードの木材住宅が売り ・3年後離職率が16% ・財閥解体で住友本社から分離

木造住宅の草分け

住友林業は住宅業界における大手企業です。
売上規模では競合の大和ハウス、積水ハウスに負けますが、それでも1兆円を超えており、文句なしの大企業です。
特色はその名が示す通り『木造住宅』です。
主に注文住宅を請け負っています。

住宅事業だけでなく、保有する広大な山林を活用した山林経営も行っています。
売上の4割が住宅事業で、2割弱が木材建材事業となっています。

大学群採用実績の比較

では住友林業の大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年における住友林業への採用実績の”偏り”を分析します。

ハウスメーカーらしく中堅私大が多い

住友林業の採用傾向を見てみますと、競合他社と同じように日東駒専を中心とする中堅私大の割合が高いです。
全体の過半数がMARCHや日東駒専などの中堅私大で、旧帝大や難関国公立は少なめです。

特に実績の多い大学ベスト10

次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。

順位	大学名	採用実績(過去29カ年)
1	日本大	235
2	近畿大	151
3	早稲田	125
4	法政	115
5	関西学院大	107
6	関西大	105
7	明治	100
8	立命館大	91
9	慶應	74
10	同志社大	72

私大がトップ10を占める

住友林業の採用実績を個別に見ても、やはり私大が多く、日大を筆頭にMARCHや日東駒専、関関同立、産近甲龍から多数の実績を出しています。
ただ住友林業は、他の大手ハウスと比べて、難関大比率が少し高くなっています。
早慶が両方ともトップ10に入っているのに加え、東大や京大、阪大などの旧帝大に関しても、ランク外ではありますが、比較的採用されています。
(例えば京大は43人,阪大は32人、東大は27人など)

参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)

学歴重要度

私が判断した住友林業における就職での学歴重要度は、2.0です。
以下に理由を示します。

• 日大などの中堅私大がボリュームゾーン
• 日東駒専、産近甲龍からの採用が非常に多い
• ネームバリューがそこまで重視されてない
• とは言え、早慶も比較的多い
• 東大や京大などの旧帝大も比較的採用されている

これらの理由から、学歴重要度は2.0としました。

参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)

まとめ

この記事は住宅大手の住友林業の学歴重要度を見ていきました。

その結果、他の大手住宅メーカーと同じく、日東駒専などの中堅私立大学からの採用が非常に多くなっていました。
つまり、住友林業も産近甲龍や日東駒専クラスの大学なら、大学名で不利になることは無いでしょう。
また修士より学卒が多く採用されています。

ただし、旧財閥であることが関係するのか、他の大手住宅メーカーより旧帝大や早慶の割合が比較的多くなっていたので、注意が必要です。