この記事ではプリンターで有名な”ブラザー工業“に採用されやすい大学について分析します。海外で広く展開するグローバルな日系企業です。
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会社の概要
まずブラザー工業(以下、”ブラザー”)がどのような会社か簡単に見ていきます。
2020年3月期の売上・利益等
事業内容 | プリンティング等、パーソナル&ホーム、マシナリー、NW&コンテンツ、ドミノなど |
主な商品 |
プリンター、ファックス、ミシンなど |
売上高 | 6,370億円 (経常利益:670億円) |
平均年収 | 864万円 (総合職) |
特徴 | ・プリンタなど複合機分野の大手企業 ・創業はミシン (現在もラインアップ展開) ・自動車向け工作機械なども主力 ・海外売上高比率81%のグローバル企業 ・カラオケの「JOYSOUND」を子会社に持つ ・3年離職率3.3% (2019年) |
代表取締役社長 |
佐々木 一郎 (名古屋大工学研究科) |
大学群採用実績の比較
ではブラザーの大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年におけるブラザーへの採用実績の”偏り”を分析します。
ダイヤモンド『大学の序列』を参考
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
特に実績の多い大学ベスト10
次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。
過去29カ年におけるブラザーへの就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
順位 | 大学名 | 採用実績(過去29カ年) |
1 | 名古屋大 | 208 |
2 | 立命館大 | 104 |
3 | 同志社大 | 63 |
4 | 南山大 | 50 |
5 | 早稲田 | 36 |
6 | 東京理科大 | 32 |
7 | 阪大 | 31 |
8 | 神戸大 | 30 |
9 | 慶應 | 27 |
10 | 名城大 | 23 |
ブラザーは”愛知県名古屋市”に本社がある東海の企業なのですが、そのためか1位の名大や4位の南山大など、東海圏の大学が多く採用されています。
特に名古屋大からの採用数が非常に多く、それにより旧帝大率が高くなっています。
関関同立も多く、かなり偏りのある採用傾向です。
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
学歴重要度
ブラザーの評価
学歴重要度:
私が判断したブラザーにおける就職での学歴重要度は、3.5です。
学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
まとめ
ブラザーの学歴重要度を分析してきました。
東海圏の名古屋大や南山大が多いことに加え、関関同立も非常に多いです。
日東駒専や産近甲龍からの採用は極めて少なく、比較的偏差値の高い大学の出身者が多い印象です。
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