日本は今急速にグローバル化しております。
日本の理系の技術者は海外にでるチャンスも多く,英語力が求められています。
管理人の会社も近年急速に海外とのやり取りが増えてきました。
当然英語でメールのやり取りやプレゼンなども増えています。
懇親会でフランクな会話をすることも要求されています。
会社の方針としても,研究開発部門は英語学習が必須になりました
では理系のビジネスマンがとるべき英語の資格とは?
英検は実用面で役に立たない
管理人の経験上、英検は実用面での使用にはあまり役立ちません。
問題がマニアックだからです。
英検は『実用英語検定』と書かれていますが、どちらかというと受験英語に近い内容だと思います。
- 大学受験と形式や内容が似ている
- マニアックな語彙がたくさん出題される
- 速読力があまり必要とされない
といったことなどです。
学校の英語教育の英語が実用面で失敗していることは周知の事実ですが,英検はその延長線上にあるに過ぎないと思います。
管理人は学生時代から英検準一級を持っていましたが,取った当初は英語によるコミュニケーション能力が皆無でした。
理系ビジネスマンはTOEICの勉強をすべき
ビジネスマンが勉強するべき資格試験は、絶対にTOEICです!
TOEICはビジネスマンが学習するに相応しい内容となっています。
TOEICをおススメする理由は色々とあります。例えば
- 文章の題材がビジネスや実生活に即している
- マニアックな単語がほとんどでてこない or 推測させる問題
- 速読力がかなり必要
- リスニングのバリエーションが豊富
などです。
どれも,実生活で必要な能力ばかりです。
正直,ガリ勉タイプの人にはTOEICは難しいと思います。
TOEICは大量の情報を処理する情報処理能力や、推測力、要領の良さが求められるため,本当の意味での思考力が必要です。
TOEICで良いスコアを取るには、スマートにならなくてはなりません。
だからこそ、TOEIC対策は良いのです。
TOEICが英語的思考力を開化させる一方,英検は固い頭のガリ勉タイプでも合格できてしまいます。
実用面での活用が求められる理系の技術者は、特にTOEIC対策を行うといいと思います。
▼英検は『英語自体に興味がある人』のための資格試験
▼TOEICは『英語をツールとして使いたい人』のための試験
TOEICを伸ばすための方法
TOEICを伸ばすために色々なプログラムが各社から出ています。
例えばアルク
アルクは英語学習の出版社で最も有名な会社の一つです。
管理人も何冊も持っていますが、良い参考書をたくさん出版しています。
そのアルクがTOEIC対策プログラムを始めたのには驚きました。
趣旨は,
・書籍だけで点数が上がらなかった人のためのプログラム
・動画により講義
・3か月で必ず成果を出す!!
というものです。
英語業界のトップ企業である『アルク』が行っているプログラムですので,信頼できます。
次に最近話題の【スタディサプリ ENGLISH】
映像授業の形体のプログラムです。
最近、スマホやPCを媒体として優良なコンテンツがでてくるようになりました。
比較的安い値段(月々2,480円ぐらい~)で受けることができます。
いづれにしても,実際に見る・聴く・話すというのは効果的です。
アプリの場合,見る・話すができるのが良いです。
TOEFL
実用英語の試験としてはTOEICの他にTOEFLもあります。
しかしこの試験は一般のビジネスマンが受けるには少し敷居が高いです。
理由は
- 受験料が高い
につきます。
正直、内容はかなり良いです。
しかし、無理して受ける必要はないと思います。
理系ビジネスマンとしてより実践的な能力を得るには
TOEIC対策はそのまま実用面での英語力アップにつながります。
しかし、TOEIC対策『だけ』では限界があるのも事実です。
資格試験としてTOEICを勉強することで、実用英語の基礎力が身に付きますが,別の視点からの学習も必要です。
最も良いのが、『TOEICと英会話』や,『TOEICと留学』などTOEICとプラス何かを組み合わせることです。
そうするとTOEICの良い面と、他の学習法の良い面が融合されて、英語力が飛躍的に高まります。
TOEICと他の学習法を組み合わせるとで相乗効果が期待できる