業界研究/企業分析

【資源】銅権益を持つ日本企業(銘柄)まとめ(ランキング)

電動化に伴い、銅需要は今後も伸びることが予想されます。
例えばトヨタ自動車も2030年までにEVを年間350万台販売することを目標にしましたことは記憶に新しいと思います。
そのような状況の中、今後も銅価格は底堅い推移が期待できると思い、私は銅関連銘柄を買い増ししています。
この記事では、国内の企業で銅権益をもつ企業とその持分生産量をまとめました。

銅権益企業の一覧

国内で上流の銅鉱山、銅権益をもつ企業は、総合商社ENEOS(子会社のJX金属)住友金属鉱山三菱マテリアルです。
(ここで言う総合商社とは三菱商事三井物産丸紅住友商事のことです。)

(2020年)銅の持分生産量
企業名 銅生産量 (万㌧/年)
三菱商事 22.7
三井物産 15.3
丸紅 12
住友商事 5.8
ENEOS (JX金属) 20
住友金属鉱山 25
三菱マテリアル 不明

三井金属は2020年に権益をすべて手放しましたので、現在は銅権益を保有していません。

基本的には、銅生産量が多い企業ほど、銅価格上昇の恩恵を受けることができます。
国内企業でもっとも銅生産量が多い企業は、「住友金属鉱山」ですね。

三菱マテリアルは権益生産量としてどの程度なのかはデータが開示されておらず不明なのですが、権益配当として2020年で141億円、2019年で126億円程度となっています。
(2021年3月期決算説明資料参照)
参考までに2020年のENEOS(JX金属)の金属事業の営業利益は349億円でした。

ただ注意点として、三菱マテリアルはどちらかというと精錬に重きを置いた企業です。これは、銅価格が上昇するとその分仕入れ価格が上がることを意味するので、あまり業績に良くない場合もあります。

ランキング形式

銅生産量のランキング形式

(2020年)国内企業の銅生産量まとめ
※三菱マテリアルは除外しています。

まとめ

国内企業で銅資源の関連企業をまとめました。

一番多く生産しているのは、住友金属鉱山の年間25万㌧です。
これは世界のトップ30に入ります。
総合商社も多くの権益をもち、特に三菱商事は23万㌧近い量を生産しています。

銅需要は今後もひっ迫することが予想される一方、優良な銅鉱山は減少していることが知られているので、銅資源を保有する企業は注目しておいて損はないと思います。

ENEOSは「石油精製」のイメージが強いので、意外と多くの銅権益を保有していることは知られていないかもしれません。

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