ケムスケッチは化学構造式を描画できるフリーソフトで、使いこなせば構造式や実験器具などを美しく描くことができます。
この記事では、Twitterで見かけたケムスケッチの上手な活用例を紹介させて頂きたいと思います。
ケムスケッチの活用例
ケムスケッチとパワポで蒸留装置
ケムスケッチにはテンプレートとして、フラスコや冷却管などの実験器具のイラストが、デフォルトで入っています。
この方は、それを活用しつつパワポで上手く蒸留装置を書かれています。
20分でこれ
やっぱケムスケッチとペイントとパワポの融合は最強 pic.twitter.com/RUkbzPZoQS— 宮野志保 (1.6pt) (@APTX4868plus1) October 16, 2019
電子対をピリオドで代用
ケムスケッチには電子の記述方法が一応ありますが、正直なところあまり美しいとは言い難い出来です。
この方は、ケムスケッチで用意されている非共有電子対を使わずに、ピリオドで代用されています。
ケムスケッチで電子打つとき、ピリオドを電子がわりに使わないといけない仕様なんとかならないのか??
俺だけケムドロー入れられないのなんでだよーー pic.twitter.com/YTT81r1uDA
— 大川泰雅 (@bigriber11) April 22, 2018
非共有電子対の正規の書き方は、こちらで解説しております↓
立体構造の描画
結合の線に影をつけることで、立体構造を描かれています。
セルロースの構造が、美しく描かれています。
このように結合を立体的にするには、「Tools」の「Structure Properties」で結合の線を太くしたり、上部の「くさび形」もしくは「破線」表記のアイコンをクリックして奥行のある結合を描くと良いです。
セルロースの構造作りかけ!
ケムスケッチ楽しい笑 pic.twitter.com/2oisugVwwR— ひ め こ (@yuka_hime_igu) April 13, 2018
まとめ
Twitterで投稿されていたケムスケッチの活用例を見てきました。
皆さん上手に描かれていますね!
ケムスケッチを使えば、完璧とは言いませんが無料とは思えないほどのクオリティで構造式やイラストを描くことができます。
ケムスケッチで可能なことはどんどん実践していきましょう!