この記事では空調機械メーカー大手の”ダイキン工業“に採用されやすい大学について分析します。エアコンで世界トップ級のグローバル企業です。
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会社の概要
まずダイキン工業(以下、”ダイキン”)がどのような会社か簡単に見ていきます。
2020年3月期の売上・利益等
事業内容 | 空調・冷凍機、化学など |
主な商品 |
エアコン(家庭用、オフィス用など)、空気清浄機、冷凍機など |
売上高 | 2兆5,500億円 (経常利益:2,690億円) |
平均年収 | 824万円 (総合職) |
特徴 | ・空調機械で国内首位、世界でもトップ級 ・M&Aを駆使し世界展開、海外売上高比率77% ・海外売上高比率67%のグローバル企業 ・化学事業も行っており「フッ素」が強い ・エアコンは家庭用だけでなく、オフィスなど法人用も ・AIを駆使したICT技術も育成 ・3年離職率9.2% (2019年) |
代表取締役社長 |
十河 政則 (小樽商科大学商学部) |
大学群採用実績の比較
ではダイキンの大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年におけるダイキンへの採用実績の”偏り”を分析します。
ダイヤモンド『大学の序列』を参考
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
特に実績の多い大学ベスト10
次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。
過去29カ年におけるダイキンへの就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
順位 | 大学名 | 採用実績(過去29カ年) |
1 | 阪大 | 330 |
2 | 同志社大 | 302 |
3 | 神戸大 | 207 |
4 | 関西大 | 187 |
5 | 立命館大 | 152 |
6 | 京大 | 142 |
7 | 早稲田 | 120 |
8 | 関西学院大 | 91 |
9 | 慶應 | 67 |
10 | 九大 | 67 |
関西資本の企業であり、関西の大学からの採用が非常に多い。
特に阪大や京大などの難関の国立大が多いが、同志社を筆頭に関関同立も多い。
あとは神戸女学院が11位で多いです。
ただし産近甲龍はあまり多くはないです。
関東である早慶は意外に多く、東大も12位です。
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
学歴重要度
ダイキンの評価
学歴重要度:
私が判断したダイキンにおける就職での学歴重要度は、3.5です。
学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
まとめ
ダイキンの学歴重要度を分析してきました。
関西を地盤とするグローバル企業のダイキンですが、採用も阪大や京大など関西圏の大学が非常に多くなっています。関関同立も多いです。学歴重要性はやや高めです。
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