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【予測】電気自動車(EV)が普及する可能性は?いつ?【問題点など】

電気自動車(EV)②

電気自動車、別名EV(Electric Vehicle)は今最も注目されている自動車の一つです。
環境に優しく燃費の良いというメリットがあり実際に、トヨタのハイブリッド車(電気とガソリンのミックス)であるプリウスも年間10万台以上売れるなど、電気自動車の波は確実に来ていると感じます。
しかし、電気自動車には様々な問題点があるというのもまた事実です。
この記事では電気自動車が、将来的に社会で普及していくのか、またそれはいつ頃なのかについて考察しました。

電気自動車(EV)の良いところ・メリット

・燃費が抜群に良い!

まず初めに、電気自動車の良い所を紹介しなければなりません。
電気自動車とはEV(Electric Vehicle)と呼ばれ、ガソリンではなく『バッテリー』で走る車のことです。
そのため、電気自動車(EV)にはガソリン車と比較して以下のようなメリットがあります。

  • 燃費が抜群に良い
  • 二酸化炭素の排出を抑えられる(=温暖化防止)
  • NOxなどの大気汚染物質を出さない
  • 枯渇が心配されている石油を使用しない。

特に燃費性能の向上は画期的で、現時点でガソリン車と比較しても6倍以上(※)のメリットを出せるという結果もあります。
(※ 電気代の安い深夜に充電する。 ガソリン車は10km/Lとして計算。etc)

将来的に枯渇が心配されている石油資源を使用せずに済むという点や、大気を汚染しないなど、電気自動車には優れた様々なメリットがあります。
そのため、今後国策としてEVの普及に力を入れていくのはほぼ間違いないと思われます。

既に中国ではEV化に国を挙げて取り組んでいます。
(中国が環境に気を遣うなんて意外ですね。しかし、これには別の思惑が・・)

豆知識~ガソリン車~

『ガソリン車』というのは、バッテリーで走るEVと違い『エンジン』で走っています。
ガソリンを燃やしてそのエネルギーでエンジンを回すことで、走行しています。
しかしエンジンを回すエネルギー効率が悪いため、EVより低燃費です。
さらに、ガソリンに含まれる硫黄や窒素が大気を汚染してしまいます。

電気自動車の問題点

・問題/課題が山積み

しかし、実は電気自動車には様々な問題点もあります。
それもかなり重大な問題点が多数存在しているのです。
例えば、以下のような問題点があります。

  1. 燃費は良いが車体価格が高く、コストメリットが出せない
  2. 車体の製造過程も含めたらCO2排出にガソリン車とそれほど差がない
  3. すべてをEVに出来るほどの発電能力がない
  4. 結局、発電所がCO2を輩出してしまう。
  5. ガソリン車の性能が上がってきており燃費がかなり向上している
  6. バッテリー容量の問題
  7. 充電時間の問題
  8. 充電設備の問題→急速充電するための設備(供給側の問題。インフラ整備)

後述しますが、バッテリーとインフラの問題が深刻です。
現状、ガソリン車を全てEVに置き換えることは不可能な状況です。

また、ガソリン車の技術革新が進んだことで、ガソリン車の環境性能もかなり良くなってきています。
特に軽自動車は、燃費も良く、排出ガス中の汚染物質も規制値の1/4以下を実現するなど、かなり環境に優れた自動車がでてきています。

電気自動車はまだ普及しない

・普及は10年以上先!

特に問題なのが、以下の2つで、これを理由に多くの識者も『電気自動車(EV)が普及するのはまだ10年以上先だ』と断言しています。

  1. バッテリー問題
  2. インフラ問題

バッテリー問題

EVが社会に浸透するためには、バッテリーの大幅な技術革新が必要です。
現状、EVのバッテリーにはリチウムイオン電池が使用されていますが、現状のところ性能が不十分なので長距離を走ったり、充電を急速に行うなどができません。

またリチウムイオン電池が、非常に高価でありそのこともあって車体価格が非常に高くなっています。(補助金もありますが、1000万円~が普通。)
そのことでいくら燃費が良くても、ペイできるだけのメリットになり得るか微妙な所となっています。

インフラ問題

仮に、『全固体電池』などの高性能電池の登場により、長距離走行や急速充電が可能になったとしても、それを可能にする『充電設備』を作らなくてはなりません。
急速充電のインフラ整備は非常に大がかりです。

全ての自動車をEVに置き換えるとなると、相当な電力が必要になります。
今のところ、発電所の能力は40%ほどしか使用していないので、稼働率を上げれば何とか対応できるかもしれませんが、電力使用が集中したり、発電所の突発的な事故などが起これば対応できない可能性がありまし、そのようなギリギリの状態というのはリスクが大きすぎます。

また、電気自動車と言っても、発電所で使用するエネルギー源が石炭などの火力発電なら、結局二酸化炭素を輩出しているので、環境に良いとは言えません。
再生エネルギーによる発電も、まだ実用段階にはありません。

加えて、普及には全国に充電ステーションを増設する必要があります。
その莫大な費用はだれが負担するのか、税金を投入するのか、などの問題もあります。

結論

電気自動車(EV)は、将来的には間違いなく社会に浸透していく。
しかし、EVが主流になるには少なくとも10年以上かかる。

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