大企業には高学歴の学生の方が入りやすいのは事実です。
それは私のブログでも紹介しています。ココ!
しかし、世の中的に学歴よりも人物重視になりつつあるのに加え、中には『学歴不問』『高学歴が全くプラスにならない』という大企業もあります。
この記事では広義の化学系(日用品・食品など含む)や食品系における、学歴不問企業を紹介していきたいと思います。
ユニ・チャーム
まず学歴不問で有名な化学系の企業でNo.1はこのユニ・チャームです。
この会社は学歴的な優秀さを全く好みません。
それよりも、『実務的な賢さ』『社会的な優秀さ』あるいは『その人の雰囲気・印象』を重視して見る傾向にあります。
研究者タイプの優秀さは全く好まれない。
実際、採用担当の人事も「うちの会社には頭いい人はいらない!」とハッキリ言っています。
「うちにはたまに東大とか京大で成績優秀者だったような人が応募してくれるんだけど、何でうちの会社なんだろう。」
「そんなに頭いいなら、○○とか△△とかそういう企業さんの方が絶対向いてると思うんだけどなあ。」
(↑実際に聞いた内容)
エントリーシートも人間性をみるような設問になっており、グループディスカッションでも問題解決能力というよりはコミュニケーション能力などを見ているような印象です。
というわけで、ユニ・チャームは学歴がなくても全く問題ありません!
むしろ『成績優秀者』や『研究で賞を受賞した!』などが逆に毛嫌いされます。
その人がユニ・チャーム的か?が問われる会社です。(=人物重視)
ロート製薬
次はロート製薬です。
この会社も学歴が全くプラスになりません。
採用試験ではまず自分の出身大学を書かないように指示されます。
どうしても話したい内容があるなら書いてもいいがそうじゃないなら書くなとのこと。
つまり、学歴を選考における判断材料にはしない、ということです。
選考では、ユニークな課題が色々課されます。
「内容の形式を問わない(=自分で決めなければいけない)志望動機のシート」
「長いグループディスカッション」
など、独創性やコミュニケーション能力などをしっかり見る会社のようです。
日清食品
日清食品も学歴不問の大企業です。
下の表を見て下さい。
旧帝大などの高学歴の大学からも採用されていますが、それ以外の中堅私立大学からもかなり多く採用されています。
エントリーシートなどを見ていても『飲み会の場で一発芸するとするなら何をやるか?』みたいな完全に人物重視の内容となっております。
ユニ・チャームやロート製薬とはまた違ったタイプの、学歴不問な大企業です。
一般的に食品業界は学歴を重視しない企業が多くなっています。
まとめ
以上、化学系の業界で学歴不問な大企業をまとめてみました。
こうみると、B to C企業が多いことがわかります。
BtoCは、グローバル化など変化のスピードが速いため、学力的な頭のよさよりも、時代の変化に素早く対応できる人材が必要なのだと思います。
とは言え、まだまだ世間の大企業は学歴を重要視しているのが現状ですし、この流れは今後もそう大きくは変わらないでしょう。
なので、ユニ・チャームやロート製薬のような企業は、今後も少数派であると思います。
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