大学別分析

【就活】(衛生陶器大手)TOTOに入りやすい大学は?学歴重要度は?【データは語る】

今回は衛生陶器国内No.1のTOTOについて学歴重要度を見ていきます。
TOTOと言えばトイレの便座でお馴染みですが、国内シェアで実に60%を誇ります。

この記事では衛生陶器市場で圧倒的『勝ち組』企業であるTOTOの企業概要と、就職データから見えてくる採用の傾向について分析したいと思います。

会社の概要

まずTOTOがどのような会社か簡単に見ていきます。

数字は2019年3月期のデータ。
事業内容 国内住設、海外住設、セラミックス、触媒
主なグループ TOTOサニテクノ株式会社
TOTOウォシュレットテクノ株式会社
TOTOバスクリエイト株式会社
TOTOハイリビング株式会社
TOTOアクアテクノ株式会社
サンアクアTOTO株式会社
TOTOファインセラミックス株式会社
TOTOオキツモコーティングス株式会社 など他多数
売上 5,861億円 (営業利益:402億円)
平均年収 895万円 (総合職 2017年データ)
特徴 衛生陶器国内No.1
トイレの便座が国内60%のシェア。(INAXが30%)
海外売上比率およそ25%
・音姫やウォシュレットを開発した
・内閣府の調査によるとウォシュレットの普及率は82%。(2016年)
・ウォシュレット普及率1%の欧州での成功が今後のカギか
節水技術にも強い
・トイレの印象が強いが、台所や浴室も有名
・技術力を活かしファインセラミックスにも注力
・元の社名である『東陶機器』が現社名の由来
・グループ会社が多い
国内最大手のトイレメーカー

TOTOは言わずと知れたトイレメーカーです。
国内シェア60%で2位のINAXを圧倒します。
また、ウォシュレットや音姫など、今となっては無くてはならない(?)高機能トイレも、TOTOが開発しました。

トイレの便器を作っているだけでなく、台所やシャワーなども開発しており、内容もデザイン的な開発だけではなく、バイオ技術や触媒技術、流体力学なども基礎的に研究しています。それらは節水技術などに活かされます。
また新領域として建材分野にも注力しています。

入ってからのことで言えば、ジョブローテーションが活発で、便器開発からバイオ技術の研究などの思い切った人事がなされるそうです。

TOTOが求める人材は、『印象に残る成功体験をもった人財、高い問題意識を持った人財、論理的に行動できる人財、ストレスマネジメントが出来る人財』だそうです。

高い技術力を背景に高機能なトイレを開発



大学群採用実績の比較

ではTOTOの大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年におけるTOTOの採用実績の”偏り”を分析します。

ダイヤモンド『大学の序列』を参考
TOTOへの大学群別の就職実績(29カ年)
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
大学によっては29カ年よりやや短い場合があります。
2017年までの統計データですが、全て連続したデータであるわけではありません。
データ分析
一定水準以上の大学をバランスよく採用する

TOTOは関関同立およびMARCH以上の人材をバランスよく採用しています。
僅差ですが、関関同立が最もボリュームゾーンとしては多くなっており、次がMARCHで、それに続いて旧帝大といった順位です。
あまり旧帝大や早慶からの採用が多くないのが特徴です。

とはいえ、産近甲龍や日東駒専からはかなり採用が絞られているようです。
関関同立やMARCHとそこまでの学力差があるとは考えにくいことから、学歴フィルターなどで初期エントリー数を押さえている可能性も考えられます。

中堅以上をバランス採用

特に実績の多い大学ベスト10

次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。

過去29カ年でのTOTOの就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。

 

順位 大学名 採用実績(過去29カ年)
1 早稲田 182
2 九大 156
3 慶應 117
4 同志社大 115
5 明治 112
6 関西学院大 86
7 中央 85
8 立命館大 82
9 東京理科大 71
10 関西大 68

青色で示したのが、旧帝大or早慶or難関国公立ですが、上位3大学こそ青色となりましたが、それ以外は関関同立やMARCHなどの中堅クラスの大学から採用されています。

旧帝大から唯一ランクインしているのが九州大というのは何故かと言うと、TOTOの本社が九州の福岡にあるためであると推察されます。

早稲田や慶應もやはり多いです。
TOTOのような一流企業には早稲田慶應が多いのは予想通りというところでしょうか。

東大などの超高学歴大学は入っていないですが、かと言ってあまりにも学力水準の低い大学もランクしておらず、それなりに賢い大学が多い印象です。

ちなみに東大は24位(31人)、京大22(33人)です。

芝浦工業大学やと東京都市大学という知名度がそれほど高くない2大学が11位、13位とTOTOでの実績で健闘しています。

全体的に満遍なく色々な大学から採用されています



学歴重要度

TOTOの評価

学歴重要度:(少し高い)

私が判断したTOTOにおける就職での学歴重要度は、3.0です。

学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
学歴重要度の根拠
  • 旧帝大がそれほど多くない
  • 早慶はランキング1,3位と上位に出るが、他の大手企業ほど圧倒的ではない
  • ボリュームゾーンとしては関関同立が最も大きい
  • 東大や京大からの採用がそれほど多くない
  • とはいえ、産近甲龍と日東駒専はガクッと下がる
これらの理由から、学歴重要度は3.0としました。

まとめ

TOTOは国内No.1の衛生陶器メーカーです。

採用に関しては早慶からも多いですが、ボリュームゾーンとしては関関同立が最も多くなっています。

東大と京大の採用実績がトップ10から外れるなど、あまり学歴が重要視されている様子はありません。

その他、東京都市大学や芝浦工業大といった大学からも多数採用されています。

ただし日東駒専と産近甲龍からは採用数が少なくなっています。

本社が九州にある関係から、九州大からの採用が旧帝大の中では断トツで多くなっており、総合順位としても2位となっています。

『理系』の採用が毎年5~6割を占めています。

参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)

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