この記事では総合重機メーカー大手の”川崎重工業“に採用されやすい大学について分析します。国内2位の規模で総合重機トップ3の一角とされる企業です。
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会社の概要
まず川崎重工業 (以下、”川崎重工”)がどのような会社か簡単に見ていきます。
2020年3月期の売上・利益等
事業内容 | 船舶、車両、航空宇宙、エネルギー環境プラント、二輪車、精機など |
主な商品 |
– |
売上高 | 1兆6,410億円 (経常利益:400億円) |
平均年収 | 851万円 (総合職ベース) |
特徴 | ・総合重機業界で国内2位 ・鉄道(新幹線など)、航空機、産業機械など展開 ・中型ガスタービンが主力 ・”大型バイク”も製造 ・川崎汽船との繋がりが深い ・海外売上比率57%と高い ・戦闘機、潜水艦、ヘリなど防衛産業も強い ・3年離職率4.8% (2019年) |
代表取締役社長 |
橋本 康彦 (東大工学部) |
大学群採用実績の比較
では川崎重工の大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年における川崎重工への採用実績の”偏り”を分析します。
ダイヤモンド『大学の序列』を参考
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
特に実績の多い大学ベスト10
次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。
過去29カ年における川崎重工への就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
順位 | 大学名 | 採用実績(過去29カ年) |
1 | 阪大 | 302 |
2 | 京大 | 289 |
3 | 神戸大 | 222 |
4 | 九大 | 209 |
5 | 早稲田 | 204 |
6 | 名古屋大 | 186 |
7 | 東工大 | 155 |
8 | 同志社大 | 138 |
9 | 東大 | 129 |
10 | 立命館大 | 126 |
旧帝大が非常に多いです。
兵庫県に本社がある関係上、関西の有力校が多めです。
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
学歴重要度
川崎重工の評価
学歴重要度:
私が判断した川崎重工における就職での学歴重要度は、5.0です。
学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
まとめ
川崎重工の学歴重要度を分析してきました。
総合重機メーカーらしく旧帝大比率が非常に高くなっていて、特に関西の阪大・京大が強いです。高学歴主体の採用傾向です。
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