業界研究/企業分析

カカクコムの今後の成長方針に納得

カカクコムの今後の方針を見ていくと以下のようなことが述べられていました。

こちらはやはりノウハウを拡⼤して、価格.com、⾷べログ、それ以外というポートフォリオのバランスをさらに拡⼤していくことは今までと同じでございますが、中⻑期的に第3の柱の売上構成⽐を20%まで引き上げることについては⽬標を変えておりません。
(2021年3月期決算説明資料)

カカクコムの成長戦略

感想

これに関しては私もそれでいいなと思います。
価格.comの知名度は相当なものがあると思います。私もネットで家電を買うとなった場合、まっさきに思いつくのが価格.comですし、実際再安値近辺で買えるので満足感も高いと感じます。

また飲食に関しても、まずは”食べログ”、あるいは”ぐるなび”を検索しますので、これのブランド力も相当なものがあると思います。

つまり価格.comも食べログもすでに強力なインフラなわけで、これら2つを主軸にしつつ、加える形で「保険」「金融」などを強化するという今の方針は、一番顧客視点で見てもしっくりきます。

価格.comはコスパが良いという認識は、私だけでなく日本人共通の認識になっているのではないかと思います。

価格.comの方針としては、ショッピング事業とサービス事業を合わせて年率3%の成長を目指しているということです。現実的で安定的な目標ですのでいいと思います。ぜひこれを着実に達成して欲しいですね。

食べログに関してはコロナ次第なのですが、現在も前年比70%程度の売上は確保されているということで、意外に底堅いなという印象。
来期は増収を見込んでいるということなので期待が持てます。

コロナ禍においても飲食店への営業は続けていたみたいですね。

2022年3月期は115%程度の売上を見込んでいる(+15%)ということですが、これはGo to Eatキャンペーン等の景気刺激策は全く見込んでいない数字だそうなので、底堅い決算を期待したいと思います。

まとめ

カカクコムの成長戦略としては、価格.comと食べログを主軸にして、その他新興事業の成長をプラスするという、個人的に納得の方針であることを確認しました。

価格.comが築いたブランドイメージと、他の新興事業、例えば「保険」「金融」「通信事業」「電気」などとの親和性は相当なものがあると思います。
食べログもかなり底堅いです。

現時点でPER41倍と妥当な評価。
今後の安定的な成長に期待がもてると思います。

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