大学別分析

【就活】(石油化学)出光昭和シェルに入りやすい大学は?学歴重要度は?【データは語る】

今回は2019年4月に誕生した出光興産および昭和シェル石油が合併してできる『出光昭和シェル』についての、就活における『学歴の重要性』と『採用実績の多い大学』を見ていきたいと思います。
就活にあたって会社の採用校実績を知ることは重要です。
一流大学ばかり採用する会社中堅大学からもある程度採用する会社など、間違いなく企業カラーが存在するためです。
「まだ誕生してないのに何で採用実績とかわかるんだよ!」と思う方も居られると思いますので断っておくと、過去の実績における出光興産と昭和シェル石油を足し合わせたもので評価しております。
まずは簡単に企業紹介をして、その後に採用大学について考察していきたいと思います。

出光興産と昭和シェル石油それぞれの採用実績から、出光昭和シェルの採用傾向を推定しています。

会社の概要

まず出光昭和シェルがどのような会社か簡単に見ていきます。

数字は2016年度のデータ。
事業内容 石油元売り、石油化学、再生エネルギー、次世代エネルギーなど
主な商品 ガソリン、その他燃料、各種化学原料、水素、潤滑油など
売上 約6兆円
平均年収 約950万円(出光興産:952万円、昭和シェル石油:948万円)
特徴 ・業界2位の出光と業界4位の昭和シェルの合併でできる会社
・石油精製によるガソリン等の燃料元売り
・精製後のナフサ等を用いた各種化学原料の製造
・水素エネルギーなど次世代エネルギーへの投資
・石油業界への逆風を合併による効率化でしのぐ
・石油業界なので待遇は良い

ご存知の通り、出光興産と昭和シェル石油は2019年4月に合併しました。

昭和シェル石油

合併の主な理由は、石油化学業界への強烈な逆風です。

  • 中国や中東などでの大型石油精製プラントの増設によるコスト競争
  • 低燃費車電気自動車の普及によるガソリン需要の低迷
  • 化石燃料の使用による地球環境悪化への懸念

この度の合併により、原油調達ルートの最適化など、効率化によるコスト競争力を上げる目的があり、収益率アップを目指します。

出光は再編が進む石油化学業界の中で、唯一合併することなく独自性を保ってきた会社でありました。
大株主でもある創業家のそういった自負心から、合併には最後まで反対していました。

石油化学業界の再編による効率化の波

大学群採用実績の比較

さて、では今度合併でできるであろう、『出光昭和シェル』の大学群別採用数を見ていきましょう。
これは、『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、『出光昭和シェル(出光と昭和シェル)』の過去29カ年における採用実績の”偏り”を見ています。

ダイヤモンド『大学の序列』を参考(後述)
出光昭和シェルへの大学群別の就職実績(29カ年)
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
大学によっては29カ年よりやや短い場合があります。
2017年までの統計データですが、全て連続したデータであるわけではありません。
データ分析
中堅~一流大学出身者が多い

出光昭和シェルの採用の傾向をグラフにしてみました。
(出光と昭和シェルの実績の足し算)

まあ大ざっぱな傾向としては旧帝大早慶などの一流大学からの採用が多いと言えます。
これは出光興産と昭和シェル石油、両社ともに見られた傾向です。

実は、上に示したグラフは単純に足し算したものではありますが、出光と昭和シェルは採用に関して殆ど似たような傾向を示します。

すなわち両会社とも『早慶』からの採用が最も大きく、次いで『旧帝大』、その次の3番手勢力は出光の場合は『MARCH』、昭和シェルの場合は『難関国公立』となっています。

両会社ともMARCH関関同立からも比較的採用しており、一流大学からのみ採用しているわけではないようです。

と同時に、やはりここでも残念ながら『日東駒専』と『産近甲龍』からの採用は少なくなっています。
特に昭和シェルの場合、29年間で両者合わせて合計2名しか採用実績がありませんでした。

ENEOSと違い、出光と昭和シェルは、MARCH関関同立以上の大学からなら普通に採用はある。しかし、やはりそれ以下だと厳しくなる。



特に実績の多い大学ベスト10

次に採用数の多い大学を、ランキングで見ていきます。

過去29カ年での出光昭和シェルへの就職実績(出光と昭和シェルの合計)
ただし大学によっては若干年数が異なる。
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない
順位 大学名 採用実績(過去29カ年)
1 早稲田 251
2 慶應 214
3 東京理科大 94
4 東工大 83
5 東大 77
6 同志社大 73
7 東北大 72
8 九大 71
9 明治 70
10 京大 62

早慶理科大といった『私立大』からの採用が多くなっています。
また同志社明治がランクインするなど、やはり全体的に私大割合が大きくなっています。

その他、東大や東工大、その他旧帝大が手堅くランクインしています。

中堅以上の大学からの採用が多くなっています。
意外とトップ校以外の採用も活発です。

学歴重要度

出光昭和シェルの評価

学歴重要度:(割と高い)

私が判断した出光昭和シェルにおける就職での学歴重要度は、3.5です。

採用実績の上位校を見ると早慶東大東工大などがランクインしており、一流大学からの採用が多いことが分かります。

しかし、同時に理科大同志社大明治大などもランクインしており、絶対にトップ校でないと入社できないわけではありません。

とは言え、日東駒専産近甲龍以下の大学からの採用は少ないため、学歴重要度は割と高めである3.5となりました。

学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
学歴重要度の根拠
  • 早慶や東大などの上位校からの採用が多い
  • 加えて旧帝大やその他難関国公立からの採用も多い
  • しかし理科大や同志社大などの中堅私大からの採用も多い
  • とは言え日東駒専や産近甲龍以下の大学群からの採用はほとんどない
これらの理由から、学歴重要度は3.5としました。

まとめ

出光興産昭和シェル石油の採用実績の傾向は、かなり似通っているため、出光昭和シェルに合併したとしても、それほど採用の傾向に大きな変化はないでしょう。

すなわち東大東工大などのトップ校や私立のトップ校である早慶からの採用がまず多い。
そして旧帝大からの採用も次いで多く、上位校の割合が高い。
しかしそれだけでなく、関関同立MARCH出身者もそこそこ沢山とり、バランスがとれた採用になる。

参考) 週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)

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