大学別分析

【就活】(旅客)東日本旅客鉄道(JR東日本)に入りやすい大学は?学歴重要度は?【データは語る】

鉄道会社への学歴重要度

今回も運輸業界から、日本最大の鉄道会社である東日本旅客鉄道(JR東日本)の学歴重要度を見ていきます。
JR東日本は、東日本を基盤とした鉄道事業を柱とする社会インフラ企業で、国内No.1の鉄道会社です。
今回はそんなJR東日本採用されやすい大学について考察します。

会社の概要

まずJR東がどのような会社か簡単に見ていきます。

2020年3月期(売上・利益)
事業内容 旅客、流通、不動産、ホテルなど
主な商品
在来線、東北・上越・北陸新幹線、駅、ホテル、不動産など
売上 2兆9,466億円 (経常利益:3,395億円)
平均年収 715万円 (2018年度)
特徴 東日本を基盤とする鉄道会社
「山手線」「東北新幹線」「北陸新幹線」などのドル箱路線を持つ
・他のJR各社同様、グループ会社が流通、不動産、ホテル、商業施設など経営の多角化を行う
・経常利益は毎年15%前後 (2019年度は新型コロナで減収)
・「ルミネ」「アトレ」といったグループ会社が有名
・3年後離職率4.2%

東海道新幹線を擁する高収益企業

東日本旅客鉄道、すなわちJR東日本は、首都圏から東北地方にかけて1都16県で事業を行う、日本最大の鉄道会社です。在来線と新幹線の両方を持ちます。

運輸業だけでなく、不動産業、ホテル業、流通業など、多様な事業を展開しています。
(運輸業以外からの売上は3割程度)

多角経営は鉄道各社のお家芸!
マンションや商業施設などを作って、魅力的な路線にしているのです。
東日本の1都16県を担当する日本最大の鉄道会社



大学群採用実績の比較

ではJR東日本の大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年におけるJR東日本への採用実績の”偏り”を分析します。

ダイヤモンド『大学の序列』を参考
東日本旅客鉄道(JR東)への大学群別の就職実績(29カ年)1
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
大学によっては29カ年よりやや短い場合があります。
2017年までの統計データですが、全て連続したデータであるわけではありません。
データ分析

関東圏の私大が圧倒的

JR東の大学群別採用傾向をみると、関東圏の私大である早慶・MARCH日東駒専からの採用が非常に多いことが分かります。
特に、MARCH日東駒専の採用は圧倒的です。

反対に、関西圏の私大である関関同立産近甲龍からは、ほとんど採用されていません。

JR西やJR東海も確かに採用に地域性はありましたが、何だかんだ旧帝大が採用トップの大学群だったことを考えると、JR東の地元私大偏重は凄いと思います。

加えて、ここまでの大企業でありながら、早慶よりMARCHや日東駒専の方が採用実績があるというのも意外です。普通、早慶は負けません。

関東圏の私大偏重な採用、特に日東駒専が多い

特に実績の多い大学ベスト10

次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。

過去29カ年におけるJR東日本への就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
順位 大学名 採用実績(過去29カ年)
1 日本大 1092
2 早稲田 778
3 明治 478
4 東大 464
5 法政 460
6 中央 426
7 慶應 415
8
東海大 401
9 芝浦工業大 365
10 東洋大 336

関東圏の私大がやはり圧倒的に多い

大学を個別に見ていくと、10位までに関東圏の私大が9大学ランクインするという関東圏偏重ぶりでした。
4位の東大も含めると、トップ10全て関東です。
ちなみに東工大は12位、東京理科大は11位です。

採用実績1位は日本大学で圧倒的で、2位は早稲田と大差をつける圧倒的勝利。
慶應は7位とあまり奮わない結果となりました。

日東駒専の中でも日大出身者の採用が非常に多い

また、東海大や芝浦工業大学といった、やや知名度の劣る大学からも大量に採用されている点も、特筆すべきかと思います

さらに言えば、16位に東京電機大、18位に東京都市大、19位に神奈川大、21位に千葉工業大など、それほどランクが高いわけではない大学からも多数採用されており、高学歴だから有利となるわけでは無いのが分かります。

他の旧帝大はと言うと、14位に東北大がランクインするぐらいで、次が26位の京大が来るぐらいとなっています。

関東圏の大学が多い

参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)



学歴重要度

JR東日本の評価

学歴重要度:

私が判断したJR東日本における就職での学歴重要度は、2.5です。
以下に理由を示します。

学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
学歴重要度の根拠
  • トップ10に東大、早慶はランクインする
  • しかしトップは日大で、他にランクインしているのも関東圏の中堅私大が殆ど
  • 芝浦工業大や東海大など、必ずしも高学歴層ではない大学からの採用も異常に多い
  • 大学のランクに関わらず、採用されている
  • ただし旧帝大や難関国公立、早慶も少ないわけではない

これらの理由から、学歴重要度は2.5としました。

参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)

まとめ

今回は日本最大の鉄道会社である、東日本旅客鉄道(JR東日本)の採用傾向について見ていきました。

JR東に関しては、1位が日本大学であることが示す通り、特に高学歴の大学でないと採用されないという訳では全くないことがわかりました。
中堅私大ならまったくハンデにならない採用傾向となっています。

むしろ採用に影響がありそうなのは地域性です。
トップ10全て関東圏の大学であることが示す通り、関東圏の大学偏重な採用となっており、関西など関東以外の地域からは殆ど採用されていません。

JR東に入社したければ、関東圏の中堅クラスの大学に入学すればOKです。

JR東に関しては、JR東海やJR西と比べて、明らかに学歴重要度は低いです。
地域性がより重要となります。
日本最大の鉄道会社なので、少し意外な結果となりました。

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