大学別分析

【就活】(鉄鋼最大手)日本製鉄に入りやすい大学は?学歴重要度は?【データは語る】

今回は鉄鋼業界最大手で日本を代表する企業の一つでもある『日本製鉄(旧新日鐵住金)』について、就職における『学歴の重要性』について考えていきます。
就活にあたって会社の採用校実績を知ることは重要です。
一流大学ばかり採用する会社中堅大学からもある程度採用する会社など、間違いなく企業カラーが存在するためです。
まずは簡単に日本製鉄の企業紹介をした後、採用大学等について考察していきたいと思います。

会社の概要

まず日本製鉄の会社概要について簡単に見ていきます。

売上額は2018年度のデータ。平均年収は2016年度。
事業内容 自動車・プラント・鉄道など向けの鉄鋼 他
主な商品 ハイテン、錆びにくい、軽い、弾力性がある、などの鉄鋼 他
売上 約5兆6,686億円
平均年収 約995万円(総合職)
特徴 ・鉄鋼業界No.1
・日本を代表する企業
・技術力が高く高級鋼材も得意
・自動車メーカーとの関係が深い
・待遇は抜群に良い
・ミタルなど海外の巨大製鉄メーカーにも出資
・旧)新日鉄住金

日本製鉄新日鐵住金が2019年4月1日に社名変更してできた会社です。
鉄鋼メーカーはBtoB企業なので地味な印象ですが、日本の産業の根幹を支える重要な業種です。

近年、自動車燃費向上などが求められる中で、自動車材料の軽量化のニーズが高まってきました。そのような状況なので、日本製鉄もそんな社会の需要にこたえて、”軽くて強い鉄鋼材料”の研究開発を活発に行っています。

ハイテン(High Tensile Strength Steel Sheets)と呼ばれる高強度の鉄鋼材料に強み。

東レや帝人といった繊維メーカーが開発している『炭素繊維』も”軽くて強い”という性質を持ち自動車材料として使用されつつあるため、鉄鋼メーカーも正念場を迎えています。

炭素繊維にも負けない、軽量で高強度の自動車向け鉄鋼材料を提供できるかが鍵ですが、炭素繊維とは住み分けも可能と言われます

求める人材は、『幅広いフィールドで、創造性とチャレンジ精神を発揮できる人』となっています。

日本製鉄はグローバルに進出している会社です。
なおかつ事業範囲もビルなどの建築物向けから、石油化学プラント化学プラント自動車鉄道家電など非常に幅広く、バックグラウンドの異なる様々な顧客に対応しなければなりません。
そういう意味で、『幅広いフィールドで活躍できる』というのが社員に求められる素質なのだと思います。
また日本製鉄の総合職は現場で工場勤務の方を束ねる必要性もあります。
なので本当に幅広いフィールドで力を発揮する必要があります。



大学群採用実績の比較

では日本製鉄における、大学群別採用数を見ていきましょう。
ここでは『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、日本製鉄の過去29カ年における採用実績の”偏り”を見ていきます。

ダイヤモンド『大学の序列』を参考(後述)
日本製鉄_大学群別の就職実績(29カ年)
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
大学によっては29カ年よりやや短い場合があります。
2017年までの統計データですが、全て連続したデータであるわけではありません。
データ分析
超高学歴偏重な採用傾向

日本製鉄(旧新日鐵住金)は採用傾向としては旧帝大をはじめとした”高学歴”な大学からの採用が多くなっています。

旧帝大の採用人数が非常に多い

逆に、日東駒専産近甲龍は旧帝大の約20分の1の実績しかなく、かなり厳しい印象です。
研究職での採用はかなり厳しいと思われます。

MARCH関関同立でもかなり厳しい状況です。
恐らく研究職は旧帝大早慶難関国公立大からの採用でほぼ埋め尽くされると思われます。

日本製鉄は上位校からの採用が圧倒的に多い

特に実績の多い大学ベスト10

では次に採用数の多い大学を、ランキングで見ていきます。

過去29カ年での日本製鉄の就職実績
ただし大学によっては若干年数が異なる。
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない
順位 大学名 採用実績(過去29カ年)
1 早稲田 411
2
東大 405
3 慶應 370
4 京大 316
5
阪大 238
6
九大 213
7 東工大 212
8 名古屋大 151
9
東北大 144
10 一橋 135

超高学歴大学がランキングを独占している

ご覧の通り、上位10大学の全て日本を代表する一流大学です。
トップ10は『旧帝大+早慶+一橋・東工大』のみで構成されています。

旧帝大の中でも、東大京大がランキング上位に位置しているなど、ハイレベルな採用実績となっています。

東大京大阪大などの旧帝大や早慶または一橋・東工大が過半数を占める



学歴重要度

日本製鉄の評価

学歴重要度:(かなり高い)

私が判断した日本製鉄における就職での学歴重要度は、4.5です。
日本製鉄の入社における学歴重要度は『かなり高い』にランクされます。

ランキングを見て貰ったらわかる通り、採用ランキングトップは全て旧帝大早慶及び工大などの難関国公立で埋め尽くされています。
それに加え、採用実績をよく見ると旧帝大の中でも『東大』や『京大』からの採用がとりわけ多く、超一流大学からの採用が極めて多いという特徴があります。

一方、MARCH関関同立レベルの大学からはあまり採用がなく、それより下のランクの大学になるとかなり就職は厳しいというデータになりました。

そのため、学歴重要度は4.5となっています。

学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
学歴重要度の根拠
  • 旧帝大や早慶などからの採用が極めて多い
  • 旧帝大の中でも東大と京大からの採用が多い(次点で阪大)
  • 東工大や一橋も多い
  • 日東駒専や産近甲龍以下からの採用はほとんどない

まとめ

日本製鉄はかなり高学歴偏重な採用傾向であることがわかりました。
入社するには、少なくとも下位旧帝大レベルの大学に所属しておく必要があると言えます。

MARCH関関同立からの採用もないわけではないですが、確率的にはかなり小さくなってしまうので、もしそれらの大学に所属していて日本製鉄が第一志望の学生は、よく企業研究をしておく必要があるでしょう。

高学歴でなおかつ体育会系の人材が採用されやすい傾向にあるようです。
工場現場に出ることも多いからかもしれません。

OB・OG訪問などで、会社の社風雰囲気をよく研究しておきましょう。

参考) 週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)

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