今回は国内販売6番手の自動車メーカーであるマツダの学歴重要度を見ていきたいと思います。近年デザインや社名の変更を行い、ブランド力も向上しています。今回はそんなマツダに採用されやすい大学について考察します。
会社の概要
まずマツダがどのような会社か簡単に見ていきます。
事業内容 | 自動車、自動車部品など |
主な商品 |
MAZDA CXシリーズ等 |
売上高 | 3兆4,300億円 (経常利益:530億円) |
平均年収 | 676万円 (全従業員ベース) |
特徴 | ・国内販売台数6番手の中堅自動車メーカー ・近年ブランド戦略を一変させた ・燃費性能に定評のある「スカイアクティブ」が売り ・トヨタとEV技術などで資本提携 ・広島に本社を置く ・海外売上比率82% |
広島の中堅自動車メーカー
マツダは広島に本社を置く国内6番手の中堅自動車メーカーです。
海外売上比率も82%あり、グローバルに展開しています。
低燃費でありながら高い出力が可能とされるエンジンである『SKYACTIV-X』が人気です。
大学群採用実績の比較
ではマツダの大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年におけるマツダへの採用実績の”偏り”を分析します。
旧帝大が多い
マツダの採用傾向としては旧帝大や難関国公立など、上位大学からの採用が多いようです。
特に旧帝大からの採用数が圧倒的です。
MARCHや関関同立からも一定数採用はありますが、日東駒専、産近甲龍になると実績としてかなり落ちます。
特に実績の多い大学ベスト10
次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
順位 | 大学名 | 採用実績(過去29カ年) |
1 | 広島大 | 375 |
2 | 九大 | 267 |
3 | 早稲田 | 226 |
4 | 阪大 | 185 |
5 | 同志社大 | 169 |
6 | 立命館大 | 131 |
7 | 明治 | 124 |
8 | 慶應 | 121 |
9 | 東京理科大 | 111 |
10 | 中央 | 105 |
広島大からの採用が多い
マツダの採用実績校を見ますと、広島大からの採用数が突出しています。
これは明らかにマツダが広島の企業で、拠点としているからに他なりません。
他には、近隣の難関大学である九大や阪大からも多くの採用実績があります。
その他、意外にも早慶や理科大、中央大な首都圏の大学からの採用もあります。
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
学歴重要度
学歴重要度:
私が判断したマツダにおける就職での学歴重要度は、3.5です。
以下に理由を示します。
- 地元の広島大が圧倒的に多い
- 旧帝大や難関国公立なども多い
- 関関同立、MARCHクラスの中堅以上がボリュームゾーン
- 日東駒専や産近甲龍からは少ない
これらの理由から、学歴重要度は3.5としました。
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
まとめ
この記事は国内の中堅自動車メーカーであるマツダの学歴重要度を見ていきました。
やはり広島を本拠地としているだけあって、広島大からの採用が多いのが特徴です。
また、阪大や九大などの近隣の難関大学からの採用も多くなっています。
早慶やMARCHなど、首都圏の大学からも採用があり、全国から幅広く採用を行っています。
産近甲龍および日東駒専クラスになると採用が減っており、ダイハツやスズキと比較するとやや学歴が重要である印象を受けます。