大学別分析

【就活】(自動車)ダイハツに入りやすい大学は?学歴重要度は?【データは語る】

自動車メーカーへの学歴重要度

今回は自動車メーカーであるダイハツの学歴重要度を見ていきたいと思います。スズキと同様、軽自動車を主力とし、国内では4番手の販売台数を誇ります。今回はそんなダイハツ採用されやすい大学について考察します。

会社の概要

まずダイハツがどのような会社か簡単に見ていきます。

2020年3月期(売上・利益)
事業内容 自動車、自動車用部品など
主な商品
コペン、ミラ、ムーヴ、タント、メビウス等
売上高 1兆4,400億円 (経常利益:1,210億円)
平均年収 703万円
特徴 国内販売台数4番手の自動車メーカー
・軽自動車主体
・スズキが競合
・2016年にトヨタ自動車の完全子会社となった
・それに伴い株式上場も廃止
軽自動車が主体の経営戦略をとる

トヨタの完全子会社で軽自動車主体の自動車メーカー

ダイハツはタントやミラなどの軽自動車が主体で、2019年の販売台数は65万台と、国内4位となっています。

インドネシアやマレーシアなどの東南アジアにも進出しています。
トヨタの完全子会社です。

東南アジアでの軽自動車戦略がカギ



大学群採用実績の比較

ではダイハツの大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年におけるダイハツへの採用実績の”偏り”を分析します。

ダイヤモンド『大学の序列』を参考
ダイハツ_大学群別の就職実績(29カ年)
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
大学によっては29カ年よりやや短い場合があります。
2017年までの統計データですが、全て連続したデータであるわけではありません。
データ分析

関関同立が多い

ダイハツの採用傾向としては、やはり大阪に本社を置く企業だけあって関関同立からの採用が多くなっています。
同様に、産近甲龍の採用数も、日東駒専と比較して多くなっています。

旧帝大早慶は比較的少な目な採用傾向となっています。

特に実績の多い大学ベスト10

次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。

過去29カ年におけるダイハツへの就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
順位 大学名 採用実績(過去29カ年)
1 関西大 187
2 阪大 176
3 同志社大 151
4 立命館大 137
5 神戸大 96
6 関西学院大 91
7 近畿大 68
8 日本大 65
9 広島大 65
10 明治 50

関西圏からの採用が圧倒的に多い

ダイハツの採用実績ベスト10を見渡すと、上位7大学が関西圏の大学です。
特に関関同立の採用が多くなっており、その他は阪大神戸大、また14位の京大という関西圏の難関国公立が入ります。

その他、中国地方から広島大の採用も多くなっています。

地元関西の大学からの採用が多い

参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)



学歴重要度

ダイハツの評価

学歴重要度:

私が判断したダイハツにおける就職での学歴重要度は、2.0です。
以下に理由を示します。

学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
学歴重要度の根拠
  • 関西圏の中堅私大からの採用が圧倒的に多い
  • 特に大学のレベルに関わらず幅広く採用している

これらの理由から、学歴重要度は2.0としました。

参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)

まとめ

この記事は国内の軽自動車メーカーであるダイハツの学歴重要度を見ていきました。

特徴としては関西圏の大学からの採用が多く、特に関関同立からの採用数が多くなっていました。国公立では、阪大、神戸大や広島大からも多数採用されています。

レベルとしては産近甲龍などからの採用があり、幅広く人材を獲得していることが分かります。

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