大学別分析

【就活】(自動車)スズキに入りやすい大学は?学歴重要度は?【データは語る】

自動車メーカーへの学歴重要度

今回は国内シェア3番手の自動車メーカーであるスズキの学歴重要度を見ていきたいと思います。軽自動車を中心に、国内では日産やマツダを販売台数で上回ります。今回はそんなスズキ採用されやすい大学について考察します。

会社の概要

まずスズキがどのような会社か簡単に見ていきます。

2020年3月期(売上・利益)
事業内容 四輪自動車、二輪自動車、マリン他
主な商品
アルト、ワゴンR、スイフト、スペーシア、ハスラー、アルトバン等
売上高 3兆5,000億円 (経常利益:2,500億円)
平均年収 750万円 (総合職ベース)
特徴 国内販売台数3番手の自動車メーカー
・海外売上比率は66%
・中でもインドではシェア5割
軽自動車が主体
・トヨタとは資本提携

軽自動車が強い自動車メーカー

スズキは国内販売台数3位につけていて、中でもアルトやワゴンRなどの軽自動車に強みを発揮しています。ダイハツが競合になります。
自動運転技術などの強化のため、トヨタと資本提携しています。

海外売上高比率は66%で、トヨタやホンダなどと比較するとやや小さめです。
海外ではインドで高シェアを獲得しています。

軽自動車が強い国内自動車メーカー



大学群採用実績の比較

ではスズキの大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年におけるスズキへの採用実績の”偏り”を分析します。

ダイヤモンド『大学の序列』を参考
スズキ_大学群別の就職実績(29カ年)
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
大学によっては29カ年よりやや短い場合があります。
2017年までの統計データですが、全て連続したデータであるわけではありません。
データ分析

MARCH,関関同立といった中堅私大が多い

スズキの採用傾向を見ると、旧帝大早慶の割合はやや小さめで、MARCH関関同立がボリュームゾーンを形成しています。

日東駒専産近甲龍の割合も少なくありません。

特に実績の多い大学ベスト10

次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。

過去29カ年におけるスズキへの就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
順位 大学名 採用実績(過去29カ年)
1 日本大 351
2 立命館大 289
3 中央 240
4 法政 226
5 早稲田 221
6 同志社大 213
7 明治 210
8 東海大 185
9 関西大 181
10 東京理科大 129

私大が圧倒的に多い

スズキの採用実績ベスト10を見渡すと、全て私立大学で占められています。
層としては日東駒専や関関同立が多くなっており、慶應は外れています。

これはこれまで分析したトヨタ、ホンダ、日産とは異なる傾向となっています。
どちらかと言うと、ダイハツや三菱自動車などと傾向が似ています。

旧帝大では阪大と九大が13,14位となっています。

中堅私大がかなり強い。

参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)



学歴重要度

スズキの評価

学歴重要度:

私が判断したスズキにおける就職での学歴重要度は、2.0です。
以下に理由を示します。

学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
学歴重要度の根拠
  • MARCHや日東駒専などの中堅私大が圧倒的に多い
  • 旧帝大や難関国公立、慶應がベスト10から外れている

これらの理由から、学歴重要度は2.0としました。

参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)

まとめ

この記事は軽自動車に強い国内大手自動車メーカーであるスズキの学歴重要度を見ていきました。

全体的にはMARCH関関同立といった、中堅私大がボリュームゾーンでした。
あまり特定の大学でないといけない印象はなく、学歴フィルターのようなものも存在しなさそうでした。

あまり特定の大学に制限を設けず、どの大学からも幅広く採用している様子が見て取れました。

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