この記事では音響大手の”JVCケンウッド“に採用されやすい大学について分析します。JVCブランドやケンウッドブランドなど、特にオーディオで有名だと思いますが、最近はドラレコなど車載機器に主軸を移してきています。日本ビクターとケンウッドが経営統合して発足。マルチブランド戦略。
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会社の概要
まずJVCケンウッドがどのような会社か簡単に見ていきます。
2020年3月期の売上・利益等
事業内容 | オートモーティブ、パブリックサービス、メディアサービスなど |
主な商品 |
カーナビ、ドラレコ、無線、オーディオ、ビデオカメラ、DX関連など |
売上高 | 2,913億円 (経常利益:28億円) |
平均年収 | 757万円 |
特徴 | ・マルチブランド主義 ・JVC、ケンウッド、Victorブランドを展開 ・音響機器や映像デバイスを縮小し、車載機器などBtoB事業にシフト ・ヘルスケアや監視カメラ、DX事業なども育成 ・海外売上高比率53% |
代表取締役 | 辻 孝夫 (阪大工) |
大学群採用実績の比較
ではJVCケンウッドの大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年におけるJVCケンウッドへの採用実績の”偏り”を分析します。
ダイヤモンド『大学の序列』を参考
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
MARCHが突出している
特に実績の多い大学ベスト10
次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。
過去29カ年におけるJVCケンウッドへの就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
順位 | 大学名 | 採用実績(過去29カ年) |
1 | 明治 | 118 |
2 | 東海大 | 104 |
3 | 日本大 | 98 |
4 | 法政 | 90 |
5 | 東京電機大 | 89 |
6 | 早稲田 | 81 |
7 | 中央 | 77 |
8 | 東京都市大 | 64 |
9 | 芝浦工業大 | 62 |
10 | 青山学院 | 61 |
JVCケンウッドの採用は、圧倒的に私大が多く、難関国公立からはそれほど採用が多くありません。また、特に早慶出身者が多いという訳ではなく、中堅私大がボリュームゾーンと言えます。
また、傾向として関西より関東の大学からの採用が多そうです。
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
学歴重要度
JVCケンウッドの評価
学歴重要度:
私が判断したJVCケンウッドにおける就職での学歴重要度は、1.5です。
学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
まとめ
JVCケンウッドの学歴重要度を分析してきました。
旧帝大比率が異常に低いなど、特に学歴に重要性は認められません。
中堅私大がボリュームゾーンであり、逆に言えば学歴があるからと言って入社できる会社ではなさそうです。
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