大学別分析

【就活】(総合化学)三菱ケミカルに入りやすい大学は?学歴重要度は?【データは語る】

今回は化学業界最大手である三菱ケミカルの『学歴の重要性』を見ていきたいと思います。

三菱ケミカルは日本における業界トップの化学メーカーです。
エチレンプラントを有する伝統実績のある財閥系企業で、2017年に三菱化学/三菱樹脂/三菱レイヨンの3社が合併して誕生しました。

そんな業界No.1企業である三菱ケミカルについて、企業概要と就職データから見えてくる採用の傾向について分析したいと思います。

会社の概要

まず三菱ケミカルがどのような会社か簡単に見ていきます。

数字は2017年度のデータ。
事業内容 石油化学、樹脂、繊維、高機能材料、エレクトロニクス、医療など
主な商品 エチレンなどの石油化学基礎品、アクリル樹脂、植物由来ポリマー
自動車用樹脂、リチウムイオン電池材料、ペットボトル、食添など
売上 約3兆7,244億円 (営業利益:3,557億円)
平均年収
特徴 エチレンプラントを有する総合化学メーカー。
・”KAITEKI”カンパニー
がスローガン
石油化学基礎品の製造の他、アクリル樹脂事業が根幹。
機能性樹脂などの高分子関連の事業も主力。
自動車用途の炭素繊維工場をイタリアに建造(2020年)
・植物由来の化学原料など、環境への意識も高い。
ヘルスケア製品や次世代エネルギー材料の開発なども行う。
石油化学事業を基礎に、自動車材料やヘルスケア製品、新エネルギー素材に低環境負荷製品など、様々な製品を開発。

三菱ケミカルが求める人材は、『“シン化する人”・・多様な価値観を理解し、自ら課題を見つけ、周囲を巻き込みながら挑戦し続ける人』だそうです。

旭化成と同じく、”周囲を巻き込みながら“という文句が盛り込まれています。
やはり多様な事業を手掛ける巨大な企業では、周囲の理解を得ながらプロジェクトを進めていける人材が求められているのでしょう。

三菱ケミカルは、エチレンプランを有し、石油化学基礎品(エチレン、プロピレン、芳香族など)の製造や、MMAモノマーなどの樹脂原料の製造も行います。
自前で調達した樹脂原料を用いて、アクリル樹脂などの樹脂製造や、高機能樹脂フィルムなどの開発を行えるのが強みです。

三菱ケミカルは、やはり石化事業が根幹です。
最近は対アジアにおけるコスト競争に晒されています。

リチウムイオン電池材料や、植物由来原料ヘルスケア製品高機能樹脂炭素繊維など、次世代を見越した製品の開発を行います。

化学業界の上流(エチレンプラント)から、中流(“材料”の製造)、下流(装置など)を手掛ける巨大カンパニー。
近年、高収益

大学群採用実績の比較

では三菱ケミカルの大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年における三菱ケミカルの採用実績の”偏り”を分析します。

ダイヤモンド『大学の序列』を参考(後述)
三菱ケミカルへの大学群別の就職実績(29カ年)
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
大学によっては29カ年よりやや短い場合があります。
2017年までの統計データですが、全て連続したデータであるわけではありません。
データ分析
難関校からの採用が多い!

三菱ケミカルの採用傾向を見ると、『旧帝大』『早慶』『難関国公立』といった上位校からの採用がボリュームゾーンであることが見て取れます。
加えて、関関同立からの採用が比較的多くなっています。

関関同立が健闘していますね。

しかし、それ以外のMARCH日東駒専といった層からの採用は、非常に僅かとなっていることがわかります。

特に産近甲龍は3人!
上位校+関関同立!

特に実績の多い大学ベスト10

次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。

過去29カ年での三菱ケミカルへの就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない
順位 大学名 採用実績(過去29カ年)
1 早稲田 192
2 慶應 192
3 東工大 153
4 九大 138
5 阪大 119
6 東京理科大 116
7 同志社大 113
8 京大 99
9 東大 91
10 東北大 75

ざっと見てみると、無難い高学歴大学が並んでいることがわかります。
早慶に加え、東大京大を含む旧帝大が上位にランクします。

また理系のトップ企業らしく、『東工大』からの採用も多くなっており、加えて『東京理科大』『同志社大』からの採用も目立ちます。

東工大は当然として、理科大同志社大が多いのは、大手化学メーカーで良く見られる傾向である。

学歴重要度

三菱ケミカルの評価

学歴重要度:(かなり高い)

私が判断した三菱ケミカルにおける就職での学歴重要度は、4.5です。

早慶旧帝大東工大、という学力上位層からの採用が多いのがまず一つ。
加えて、日東駒専クラスからの採用が少ないことが理由です。
また、関関同立からの採用も多いですが、関関同立の中でもトップである『同志社大』からの採用が多いことから、評価は4.5と高くなりました。

学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
学歴重要度の根拠
  • 早慶・旧帝大・東工大からの採用が多い
  • 日東駒専クラスからの採用が少ない
  • とりわけ産近甲龍からの採用は一桁台と極めて少ない
  • 理科大や同志社大といった中堅台の中でも上位層からの採用は多い
これらの理由から、学歴重要度は4.5としました。

まとめ

三菱ケミカルは、他の大手化学メーカーと同様に、早慶旧帝大及び東工大からの採用が多くなっています。

加えて、理科大同志社大といった、中堅大学の中でもトップ層の大学からの採用が多いことも共通しています。

一方で、MARCH日東駒専産近甲龍からの採用は極めて少なく、対策が必要です。
特に産近甲龍からの採用が異様に少なくなっています。

三菱ケミカルは平均的な大手化学メーカーと同様の採用傾向。

企業研究を十分に行って、面接に臨みましょう。

参考) 週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)

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