大学別分析

【就活】(セメント大手)太平洋セメントに入りやすい大学は?学歴重要度は?【データは語る】

今回はセメント国内最大手の太平洋セメントについて学歴重要度を見ていきます。
太平洋セメントは国内のセメント業界の中で最も規模の大きい会社です。(セメント部門として)

理系の人でさえあまり馴染みのないセメント業界ですが、この記事では太平洋セメントの企業概要と、就職データから見えてくる採用の傾向について分析したいと思います。

会社の概要

まず太平洋セメントがどのような会社か簡単に見ていきます。

数字は2019年3月期のデータ。
事業内容 セメント事業、資源事業、環境事業など
主な技術・製品 セメント、高機能コンクリート、建材、骨材、高純度シリカ
除染技術、リン回収資材、水素貯蔵材料、セラミックスなど
売上 9,160億円 (営業利益:660億円)
平均年収 738万円 (全従業員ベース)
特徴 セメント国内最大手
セメント事業の売上が全体の約7割を占める
セメント以外にも、金属リサイクル事業なども行う
・建材や骨材などの研究開発も行う
・1988年に秩父小野田と日本セメントが合併して誕生した
・海外進出も積極的でアメリアや中国、ベトナム等に工場を持つ
・国内での鉱山開発も行う
国内最大手セメントメーカー

太平洋セメントは国内で最も有力なセメントメーカーです。
国内でシェア3割強を担います。
太平洋セメントの凄い所は、セメント以外にも多角的に研究開発している点かなと思います。
(金属回収のリサイクル技術や、リチウムイオン電池の正極材量など)

さらに言えば直接は製品開発に関係がなさそうな『第一原理計算』などの基礎研究を行っている所も興味深いですね。

セメント表面の水和状態を第一原理計算で考察するといった研究など。

もちろんセメントに関しても強度だったり耐熱性耐水性などを向上させた製品の開発を行っていますね。

太平洋セメントが求める人材は、『枠にとらわれず自己実現のために未知の分野にも果敢に挑戦していく人材』だそうです。

技術力に優れた国内最大手セメントメーカー



大学群採用実績の比較

では太平洋セメントの大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年における太平洋セメントの採用実績の”偏り”を分析します。

ダイヤモンド『大学の序列』を参考
太平洋セメントへの大学群別の就職実績(29カ年)
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
大学によっては29カ年よりやや短い場合があります。
2017年までの統計データですが、全て連続したデータであるわけではありません。
データ分析
バランス型だが産近甲龍だけ何故か少ない

太平洋セメントは順位としては『旧帝大』の実績が1番ですが、それ以外の大学群からかなり満遍なく採用しています。

早慶難関国公立MARCH日東駒専関関同立といった大学群から、ほぼ均等に採用を行っています。

関関同立より日東駒専の方が実績が多い所を見ると、”関東寄り”な採用傾向なのかな?と感じます。

ここで重要なのが、産近甲龍出身者の採用実績が異常に少ない点です。
およそ同程度のランクである日東駒専が78人の実績であるのに対し、産近甲龍は3人です。
比較するとその異常性がわかります。

産近甲龍の学生が『太平洋セメント』を知らないか、意図的にエントリーなどの段階で弾いているか・・

特に実績の多い大学ベスト10

次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。

過去29カ年での太平洋セメントの就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
順位 大学名 採用実績(過去29カ年)
1 日本大 68
2 早稲田 59
3 九大 40
4 明治 33
5 法政 32
6 慶應 28
7 同志社大 28
8 東北大 23
9 一橋 21
10 東京理科大 20

青色で示したのが、旧帝大or早慶or難関国公立ですが、採用トップ10にそこまで多いわけではないことがわかります。

注目は1位日本大学という点です。
色々な大手企業の採用実績を見ていますが、日大が1位なのは今まで見たことがありません。

『日東駒専』の実績は一見悪くないですが、その実態は9割が日本大学です。
例えば東洋大学は2人、駒澤大学は1人しか採用されていません。

日本大学が異常に強い傾向が間違いなくある

早稲田慶應がそれほど多くはない点、東大・京大がランク外な点も興味深いと思います。

東大15位、東工大17位、阪大19位、京大25位です。
これには地方国公立などが含まれていないので、実際はもっと下でしょう。

女子大からの採用が極めて少ない点も気になります。
津田塾大は2人実績がありますが、日本女子大東京女子大は実績0。
関西の女子大である武庫川女子大神戸女学院京都女子大なども実績0。

超高学歴である必要は全くないが、一部採用実績が異常に少ない大学がある



学歴重要度

太平洋セメントの評価

学歴重要度:(普通)

私が判断した太平洋セメントにおける就職での学歴重要度は、3.0です。

学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
学歴重要度の根拠
  • 割合としては旧帝大が最も多い
  • それ以外の早慶やMARCH、関関同立などはほぼ同じ
  • 日本大学が実績トップであり、中堅大学レベルから数多く採用されている
  • 理科大からの採用も多い
  • なぜか産近甲龍の実績が異常に少ない
  • 女子大の実績もほぼ皆無に近い
これらの理由から、学歴重要度は3.0としました。

まとめ

太平洋セメントは国内最大手セメントメーカーで、多角経営を行っています。
基礎研究も活発に行っており、技術力が高い会社です。

採用に関しては東大京大などのトップ大学からはそれほど多くはなく、地方旧帝大関東圏の私大が多くなっています。

ランクとしては、関関同立以上なら問題ない傾向です。
加えて、日本大学はドンピシャな研究室があるのか、コネなのか何なのかわかりませんが、太平洋セメントに妙に強いです。採用実績が早慶を差し置いて断トツ1位です。

産近甲龍や、地方の中堅私大、および大都市圏を含む女子大からはあまり採用されていない様子なので、太平洋セメントを志望する場合は注意しましょう。

あと採用は『理系』が毎年6割ぐらいを占めています。

参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)

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