大学別分析

【就活】(ガラス大手)AGC(旧旭硝子)に入りやすい大学は?学歴重要度は?【データは語る】

今回はガラス国内最大手のAGC(旧旭硝子)について学歴重要度を見ていきます。
旭硝子はガラスメーカーでありながら、化学品や電子部品、医薬品分野も強い総合素材メーカーです。様々な分野で世界首位を争う、日本を代表する製造メーカーです。

この記事ではAGCの企業概要と、就職データから見えてくる採用の傾向について分析したいと思います。

会社の概要

まずAGCがどのような会社か簡単に見ていきます。

数字は2019年3月期のデータ。
事業内容 ガラス、電子、化学、セラミック、医薬品など
主な製品 自動車用ガラス、建築用ガラス
液晶用ガラス、電子部材
フッ素化学品、苛性ソーダ、塩ビモノマー、ウレタン、バイオ医薬
セメント、アルミ、ガラス etc
売上 1兆5,229億円 (営業利益:895億円)
平均年収 817万円(総合職 )
特徴 総合ガラスメーカーで国内最大手
・化学素材、電子材料、バイオ医薬、セラミックスも強い
・2018年に旭硝子から現在の『AGC』に社名変更
・液晶用ガラスは世界2位 (2017年)
・成長市場とされる『車載ディスプレイ』を全力開発
・売上構成はガラス:化学:電子=5:3:2ぐらい
・セラミックスは売上としては全体の2%以下。
・世界30カ国で事業を展開するグローバル企業
・売上の約10%を
研究開発費に当てる
三菱系であり旭化成とは無関係
総合素材メーカー

AGCは技術力が凄く高い会社です。
規模も大きく、世界をリードする有力な日系企業です。
BtoBながら、最近はCMや広告もよく出してます。ちなみに旭化成とは無関係です。

AGCの事業としては建築用や自動車用のガラスが主力ですが、それだけに限らず多様な事業を行っています。例えば、液晶用ガラスをメインとする電子材料は世界トップクラスです。

液晶用ガラスとは例えば、(カーナビ的な)映像補助機能がついた『車載ディスプレイ』のことです。世界的に次世代技術として覇権争いが激化しています。

ガラス関係がメインなのは間違いないですが、その他にも『ザ・化学会社』といった感じの苛性ソーダ塩ビウレタンセラミックスと言った化学品も高シェアを獲得しています。
他は、化学メーカーながらバイオ医薬品にも古くから参入しています。

AGCは石油化学事業を行っていないので総合化学企業には分類されませんが、多様な化学関連の事業を行って世界最先端を走っています。

AGCの企業研究にはホームページで紹介されているビデオが役立ちます。
(研究開発全般、フッ素、ライフサイエンスなど充実)

AGCが求める人材は、『自ら考え、意見・行動し、挑戦できる人』だそうです。

創業の精神「易きになじまず難きにつく」を大切にされています。
若いうちから挑戦が求められる風土です。
AGCは世界の最先端を行く総合ガラスメーカー。
加えて化学品や電子材料などもトップクラスでバイオ医薬品事業も強い。



大学群採用実績の比較

ではAGC(旧旭硝子)の大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年におけるAGCの採用実績の”偏り”を分析します。

ダイヤモンド『大学の序列』を参考
AGC(旧旭硝子)への大学群別の就職実績(29カ年)
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
大学によっては29カ年よりやや短い場合があります。
2017年までの統計データですが、全て連続したデータであるわけではありません。
データ分析
上位大学が圧倒的に強い

AGCの採用校の傾向を見ると、旧帝大&早慶を筆頭に高学歴からの採用が多いです。
内訳は旧帝大早慶難関国公立からの採用がほとんどで、それ以外の大学だとたとえMARCHや関関同立であっても厳しいという結果になっています。

悲惨なのが、日東駒専産近甲龍クラスの大学です。
特に産近甲龍に至っては29年間で採用数が1桁となっており、就職は絶望的な状況です。

学歴フィルター以外の何者でもありません!

特に実績の多い大学ベスト10

次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。

過去29カ年でのAGCの就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
順位 大学名 採用実績(過去29カ年)
1 慶應 270
2 早稲田 262
3 東大 224
4 東工大 195
5 京大 162
6 東北大 130
7 九大 107
8 同志社大 88
9 阪大 83
10 東京理科大 74

青色で示したのが、旧帝大or早慶or難関国公立ですが、採用トップ10はほとんど青色となってしまいます。
ランク外ですが、11位から14位に関しても、一橋北大神戸大名古屋大と上位国公立が名を連ねます。

そんな中、理科大同志社大は健闘しています。
この2大学は大手化学メーカーに強いことがこれまでの分析で判明していますが、総合ガラスメーカーであるAGCにも強いという結果になりました。

亜細亜大や帝京大からは29カ年で実績0。その他、関西大や立命館大クラスでも実績7人と非常に少ない結果になっています。

気になる点として・・、何故か、成蹊大から38人も採用されています。
あとは東京電機大21人、東京女子大20人も興味深い結果です。
あと、関関同立なら関西学院大がまずまず強く44人の実績があります。

基本的には高学歴でないと採用は厳しい



学歴重要度

AGCの評価

学歴重要度:(かなり高い)

私が判断したAGCにおける就職での学歴重要度は、4.5です。

学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
学歴重要度の根拠
  • 旧帝大・早慶・難関国公立が内訳の大半を占める
  • トップ10でそれ以外から入ったのは理科大と同志社のみ
  • 関関同立やMARCHクラスでも厳しい
  • 日東駒専や産近甲龍クラスだと絶望的に実績が悪い
これらの理由から、学歴重要度は4.5としました。

まとめ

AGC(旧旭硝子)は世界の最先端を走る素材メーカーです。
そのため、高い技術力や能力をもった人材を採用していると考えられ、採用校も旧帝大早慶をはじめとする難関大学ばかりとなっています。

AGCには関関同立MARCHでも厳しいですが、例外的に同志社大とあとは理科大がまずまずの強さを見せています。

参考) 週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です