この記事では大手ゼネコンの”大成建設”に採用されやすい大学について分析します。スーパーゼネコン5社のうちの1社として知られています。
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会社の概要
まず大成建設がどのような会社か簡単に見ていきます。
2020年3月期(売上・利益)
事業内容 | 土木、建築、開発など |
主な商品 |
– |
売上高 | 1兆7,510億円 (経常利益:1,730億円) |
平均年収 | 1,156万円 (総合職) |
特徴 | ・国内ゼネコン3位 ・地下鉄、ダム、トンネルなどの土木や、超高層ビル、競技場など ・大手で唯一同族経営ではない ・3年後離職率5.4% (2019年) |
代表取締役社長 |
相川 善郎 (東大工学部, 建築) |
国内3位の大手ゼネコン
大成建設はスーパーゼネコン(大手総合建設会社)5社のうちの1社として知られています。
規模としては清水建設とほぼ同等です。
同業他社には大林組、鹿島建設、清水建設、竹中工務店、長谷工コーポレーション、戸田建設などがあります。
大学群採用実績の比較
では大成建設の大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年における大成建設への採用実績の”偏り”を分析します。
ダイヤモンド『大学の序列』を参考
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
特に実績の多い大学ベスト10
次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。
過去29カ年における大成建設への就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
順位 | 大学名 | 採用実績(過去29カ年) |
1 | 日本大 | 792 |
2 | 早稲田 | 394 |
3 | 東京都市大 | 204 |
4 | 東京理科大 | 201 |
5 | 明治 | 170 |
6 | 芝浦工業大 | 158 |
7 | 法政 | 157 |
8 | 東海大 | 149 |
9 | 東工大 | 146 |
10 | 慶應 | 139 |
日大、早稲田が多いのは大手ゼネコンの特徴。
10位にランクインする国立大は東工大だけ。
11位、12位、13位は東大、京大、九大。
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
学歴重要度
大成建設の評価
学歴重要度:
私が判断した大成建設における就職での学歴重要度は、2.5です。
学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
まとめ
大成建設の学歴重要度を見てきましたが、やはり日大と早稲田が多いのに加え、この企業は比較的私立大出身者が多いです。特に東京理科大、芝浦工大、東京都市大などの単科理科大が目を惹きます。
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