大学別分析

【就活】(制御機器)オムロンに入りやすい大学は?学歴重要度は?【データは語る】

この記事では制御機器大手の”オムロン“に採用されやすい大学について分析します。
グローバルに展開するメーカーで、京都を代表する企業の一つです。近年はヘルスケア領域へも積極的に進出しています。

会社の概要

まずオムロンがどのような会社か簡単に見ていきます。

2020年3月期の売上・利益等
事業内容 制御機器、電子部品、社会システム、ヘルスケアなど
主な商品
基本的にBtoB (体温計などは例外)
売上高 6,780億円 (経常利益:520億円)
平均年収 822万円 (総合職)
特徴 ・大手制御機器メーカー
・制御機器が売上の約52%で主力
・近年はヘルスケア領域に注力 (売上比率:約17%)
・心電計、血圧計、体温計など販売
・遠隔診療サービスも成長戦略として実施
・海外売上高比率61%
・中国での事業が好調
制御機器やヘルスケアなどコロナ禍でも底堅い事業を展開している。投資家からの評価が高く、株価はコロナ前と比較しアウトパフォームしている。
近年は利益率の高いヘルスケアへの関心が高く、ゼロイベント(「脳卒中」や「心筋梗塞など」で亡くなる方をゼロにする)に会社として取り組んでいたりします。



大学群採用実績の比較

ではオムロンの大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年におけるオムロンへの採用実績の”偏り”を分析します。

ダイヤモンド『大学の序列』を参考
オムロンへの大学群別の就職実績(29カ年)
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
大学によっては29カ年よりやや短い場合があります。
2017年までの統計データですが、全て連続したデータであるわけではありません。
事業として社会システムや電子機器、部品、AI関連など高度な技術を展開しているので、旧帝大ばかりかと思いきや意外にもそうではありません!

特に実績の多い大学ベスト10

次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。

過去29カ年におけるオムロンへの就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
順位 大学名 採用実績(過去29カ年)
1 立命館大 257
2 同志社大 228
3 阪大 126
4 関西大 116
5 早稲田 85
6 神戸大 83
7 京大 81
8 明治 79
9 日本大 70
10 関西学院大 64

京都の企業なので、京阪神の有名大・難関大がやはり多い。
ランク外だが東工大理科大東京電機大も多い。慶應は早稲田比べて少なく16位。
東大は採用がかなり少ない。

旧帝大では阪大が2位にランクイン。

参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)



学歴重要度

オムロンの評価

学歴重要度:

私が判断したオムロンにおける就職での学歴重要度は、3.0です。

学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます

参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)

まとめ

オムロンの学歴重要度を分析してきました。
オムロンは京都の企業なので京阪神の難関大が多いです。
とは言え、旧帝大などばかりかと言えば全くそうではなく、最も多いのは関関同立で加えて産近甲龍などからもある程度採用されています。
バランス型の採用傾向となっています。

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