情報通信系機器の大手メーカーである”富士通”に採用されやすい大学について分析します。
NECと同様、DX(デジタルトランスフォーメーション)に熱心に取り組むITテクノロジー企業でもあります。
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会社の概要
まず富士通がどのような会社か簡単に見ていきます。
2020年3月期の売上・利益等
事業内容 | テクノロジーソリューション、ユビキタスソリューション、デバイスソリューションなど |
主な商品 |
PC, サーバ, IT周辺機器, ITサービス, システム開発, コンサルなど |
売上高 | 3兆8,578億円 (経常利益:2,286億円) |
平均年収 | 799万円 |
特徴 | ・情報通信機器の大手メーカー ・ソフトウェア開発やITサービスなど強い ・DXの推進を目指す ・AI, IoT, 5G, クラウド, セキュリティ, データなどがDXの重点領域 ・2019年より通年採用を実施 ・給与制度改革、テレワークなどの働き方改革を実施 ・海外売上高比率32% |
代表取締役 | 時田 隆仁 (東工大工学部) |
大学群採用実績の比較
では富士通の大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年における富士通への採用実績の”偏り”を分析します。
ダイヤモンド『大学の序列』を参考
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
早慶および旧帝大の割合が大きい
特に実績の多い大学ベスト10
次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。
過去29カ年における富士通への就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
順位 | 大学名 | 採用実績(過去29カ年) |
1 | 早稲田 | 1489 |
2 | 慶應 | 1121 |
3 | 東大 | 609 |
4 | 日本大 | 607 |
5 | 阪大 | 574 |
6 | 東工大 | 513 |
7 | 東京理科大 | 459 |
8 | 明治 | 456 |
9 | 立命館大 | 386 |
10 | 神戸大 | 374 |
富士通の採用は、早慶出身者が多いと共に、東大を筆頭とした旧帝大も多くなっています。
NEC同様、日東駒専から日大出身者が多く採用されています。
12位、13位が九大、京大で、15位が東北大など、旧帝大は満遍なく多く採用されています。
産近甲龍は採用がかなり少なくなっています。
NECもそうでしたが、なぜか日大出身者の採用が極めて多いです
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
学歴重要度
富士通の評価
学歴重要度:
私が判断した富士通における就職での学歴重要度は、4.0です。
学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
まとめ
富士通の学歴重要度を分析してきました。
早慶や旧帝大が多く、その中でも東大卒が多いなど、上位大学出身者の割合が比較的多い特徴があります。
ただNECもそうでしたが、日大出身者はかなり多いです。
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