今回は重電大手の”富士電機“に採用されやすい大学について分析します。
BtoBで一般的にはあまり知られていませんが、工場や鉄道インフラ、医療など様々なシーンで使用される機械やシステム等を開発しています。
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会社の概要
まず富士電機がどのような会社か簡単に見ていきます。
2020年3月期の売上・利益等
事業内容 | パワエレシステムエネルギー、同インダストリ、電子デバイス、食品流通、発電など |
主な商品 |
– |
売上高 | 9,006億円 (経常利益:445億円) |
平均年収 | 837万円 (総合職) |
特徴 | ・国内重電メーカー4位 ・1923年に古川電気工業とシーメンスの提携により創業 ・富士通の母体 ・パワエレやパワー半導体に強み ・システム開発やセンサにも強い ・鉄道や電力会社などのインフラ系も重要な顧客 ・自動販売機も作っており、販売実績国内No.1 ・海外売上高比率25% |
代表取締役 | 北澤 通宏(山梨大学工学部応用化学科) |
大学群採用実績の比較
では富士電機の大まかな採用校の傾向を見ていきたいと思います。
『旧帝大』『早慶』『関関同立』などの括りで、過去29カ年における富士電機への採用実績の”偏り”を分析します。
ダイヤモンド『大学の序列』を参考
難関国公立7大学とは、東工大、一橋大、神戸大、筑波大、横浜国立大、首都大、広島大の7大学のことです。
MARCHが多い
特に実績の多い大学ベスト10
次に具体的に採用人数の多い10大学を、ランキングで見ていきます。
過去29カ年における富士電機への就職実績
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
(ただし大学によっては若干年数が異なる。)
また、千葉大、横浜市立大学、大阪市立大、大阪府立大、国際教養大など一部の都市圏国公立と地方国公立は集計に入っていない。私立ではICUが入っていない。
順位 | 大学名 | 採用実績(過去29カ年) |
1 | 東京電機大 | 197 |
2 | 日本大 | 183 |
3 | 明治 | 167 |
4 | 早稲田 | 145 |
5 | 法政 | 138 |
6 | 工学院大 | 128 |
7 | 慶應 | 113 |
8 | 東海大 | 109 |
9 | 千葉工業大 | 93 |
10 | 東京理科大 | 87 |
富士電機はついて、採用大学のランキングをみてみると、東京電機大や千葉工業大、工学院大など、理科系の単科大からの採用が極めて多いことがわかります。
11位も芝浦工業大で、13位も東京都市大です。
技術色の強い企業であることがよくわかります。
トップ10には難関国公立は含まれていませんが、14位に東工大、15位に阪大、16位に九大、18位に東大など、高学歴の採用も多いです。
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
学歴重要度
富士電機の評価
学歴重要度:
私が判断した富士電機における就職での学歴重要度は、2.5です。
学歴重要度は就職データを数値化・分析し独自に判断してます
参考)週刊ダイヤモンド 2017年 9/16 号 [雑誌] (1982~2017 大学序列)
まとめ
富士電機の学歴重要度を分析してきました。
旧帝大などの上位大学からの採用がそれなりに多いですが、それ以上に単科大からの採用が極めて多く、それほど学歴に囚われない技術職の強い企業であることが分かります。
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