環境・エネルギー

【資源】(2021年度)日本企業の原油・天然ガス生産量の比較(INPEX,総合商社,ENEOSなど)

石油開発については、なんとなく石油メジャーなどの欧米企業が強いイメージですが、国内企業も石油・天然ガスの開発や、権益の取得などを行っています。
有名どころは資源開発企業のINPEX(旧・国際石油開発帝石)や石油資源開発(JAPEX)、石油元売りENEOS出光昭和シェル、意外(?)なところでは総合商社がエネルギー資源の生産に関与しています。

原油・天然ガス生産量の比較

2020年度生産量
国内企業の石油天然ガス生産量の比較(2021年度)
1 バレル ≒ 159 L

1位:INPEX

57.3万バレル/日

主要産出地:アジア・オセアニア、中東・アフリカ

生産量比率(2021年1月-6月)
原油・コンデンセート:60%
天然ガス:40%

参考

2位:三井物産

25.7万バレル/日

主要産出地:中東、東南アジア、オセアニアなど

生産量(2020年度実績)
原油:17.3万バレル/日
天然ガス:7.2万バレル/日
現時点で天然ガスの埋蔵量は過去と比較して増加しているのに、22年度の予想生産量が13.9万バレルとなっていて、20年比で約19%も下がっているのはよくわからない。

参考1(p.17)
参考2

3位:三菱商事

21.7万バレル/日

主要産出地:ブルネイ、オーストラリア、米国(キャメロン社)など

保有埋蔵量(2020年12月時点)
原油・コンデンセート:2.61億バレル
天然ガス:14.09億バレル

三菱商事は天然ガス比率が高いようです。
参考(p.19)

4位:ENEOS

13万バレル/日

主な天然ガス産出地: マレーシア、インドネシア
主な石油産出地: UAE、カタールなど

ENEOSは東南アジアや中東などアジア周辺が産出量および埋蔵量の観点で大きく寄与

参考

5位:石油資源開発(JAPEX)

6.2万バレル/日

主要産出地:日本、北米、中東など

日本が主な産出地という珍しい企業

まとめ

日本企業ではINPEXが石油・天然ガスの生産量が突出しています。

その次に多いのが三井物産三菱商事といった総合商社で、次に石油元売りが本業であるENEOSがきます。
特徴として三菱商事は天然ガスの比率が大きいです。

事業セグメントの名前も「天然ガスグループ」とあくまで原油ではなく天然ガスですからね。環境負荷低減の観点から、今後の重点領域であることも明言しています。(三菱商事)

INPEXと同じ資源開発企業であるJAPEXは、規模としては小さく、伊藤忠より少し多い程度でした。

これらの企業も、ただ資源を開発するだけでなく、各企業とも今後の石油・天然ガス開発の指針としてESG(特にEnvironment)を重視、特にCCSCCUの取り入れや水素の活用など積極的な環境負荷低減活動に努めていくと記載されています。

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